化学成分について 2017-08-30T11:57:15+00:00

PEG

PEG(ポリエチレングリコール)は、石油系成分の保湿剤として、しばしばスキンケア製品のクリームに使用されています。 研究によっては不純物における毒性や発がん性のリスクが発表されています。

参考文献

J. Stickney, H. Carlson-Lynch, 2014, Dioxane, 1,4-Reference Module in Biomedical Sciences, from Encyclopaedia of Toxicology (第三版), 186-189ページ

MEA/TEA/DEA

エタノールアミン類は分解、結合を繰り返し、ニトロソアミンを生成します。このニトロソアミンについては毒性と発がん性を指摘する研究結果が発表されています。

参考文献

Dodson, R. E., Nishioka, M., Standley, L. J., Perovich, L. J., Brody, J. G., & Rudel, R. A. (2012). Endocrine disruptors and asthma-associated chemicals in consumer products. Environmental health perspectives, 120(7), 935

硫酸系界面活性剤

硫酸系界面活性剤の洗浄力は強く、皮膚のより深くまで浸透が可能です。また、刺激性の皮膚炎または炎症などを引き起こす可能性があるという研究が発表されています。

参考文献

L. Rhein, 2007, C.3 – Surfactant Action on Skin and Hair: Cleansing and Skin Reactivity Mechanisms.

Emmanuelle Lémery, Stéphanie Briançon, Yves Chevalier, Claire Bordes, Thierry Oddos, Annie Gohier, Marie-Alexandrine Bolzinger, March 2015, Skin toxicity of surfactants: Structure/toxicity relationships, 469:166-179

フタル酸エステル類

いくつかの国で、血液や羊水および母乳からフタル酸エステルが検出されたという研究結果があり、私たちがフタル酸エステルに常にさらされてることには注意が必要です。

参考文献

Diane Koniecki, Rong Wang, Richard P. Moody, Jiping Zhu, 2011, Phthalates in cosmetic and personal care products: Concentrations and 
possible dermal exposure, Environmental Research, 111(3) 329-336

パラベン

パラベンにはメチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン等の種類があり、防腐剤として広く使われています。肌のアレルギーを誘発したり、女性生殖器に影響を与えるといった研究が発表されています。

参考文献

Yanpeng Gao, Yuemeng Ji, Guiying Li, Taicheng An, 2016, Theoretical investigation on the kinetics and mechanisms of hydroxyl radical-induced 
transformation of parabens and its consequences for toxicity: Influence of alkyl-chain length, Water Research, (91) 77-85

人工香料

成分表の中では「香料」と表示されている場合が多く、どのような原料が使用されているのか明確にされているケースが少ないようです。したがって、原料によっては皮膚が敏感になったり、発疹、炎症を起こす原因となったり、アレルギー反応や片頭痛などを起こす可能性があるという研究結果があります。

参考文献

De Groot AC, Frosch PJ, 1997, Adverse reactions to fragrances. A clinical review, Contact Dermatitis., 36(2):57-86; David R Bickers, Peter Calow, Helmut A Greim, Jon M Hanifin, Adrianne E Rogers, Jean-Hilaire Saurat, I Glenn Sipes, Robert L Smith, Hachiro Tagami, 2003, The 
safety assessment of fragrance materials,Regulatory Toxicology and Pharmacology 37 (2):218–273

ホルムアルデヒド

現在日本ではホルムアルデヒドは厚生労働省により配合禁止成分となっていますが、輸入化粧品については注意が必要です。防腐剤、抗菌剤として使用され、数時間皮膚に残ります。また、アレルギー反応や発疹を引き起こすだけでなく、発がん性も一部研究では指摘されています。

参考文献

Flyvholm MA, Menne T, 1992, Allergic contact dermatitis from formaldehyde. A case study focusing on sources of formaldehyde exposure. Contact Dermatitis, 
27(1):27-36.

Boyvat A, Akyol A, Gurgey E, 2005, Contact sensitivity to preservatives in Turkey. Contact Dermatitis, 52(6):333-337

人工着色料

いくつかの人工着色料にはコールタール(石油の副生成物)に由来し、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。また、発がん性の疑いがあるという研究もあります。2009年に実施されたある研究では、髪のカラーリングを月1回以上行った女性の膀胱がんリスクが上がると発表されました。

参考文献

X Jiang, J E Castelao, S Groshen, V K Cortessis, D Shibata, D V Conti, J-M Yuan, M C Pike, and M Gago-Dominguez, 2001, Urinary tract infections and reduced 
risk of bladder cancer in Los Angeles

ハイドロキノン

ハイドロキノンは肌の美白やホワイトニングの成分として使われています。肌への作用が高い反面、多くの副作用が報告されています。ある研究では、ハイドロキノンはメラニンの生成を減少させ分解するため、肌がUVAやUVBに対して弱くなり、皮膚がんのリスクが高まるとも言われています。

参考文献

Jimbow, K., Obata, H., Pathak, M. A. and Fitzpatrick, T. B., 1974, Mechanisms of depigmentation by hydroquinone. Journal of Investigative Dermatology 62: 436–449

Findlay, G. H., Morrison, J. G. L., & Simson, I. W, 1975, Exogenous ochronosis and pigmented colloid milium from hydroquinone bleaching creams, British Journal of Dermatology, 93(6):613-622

動物実験

製品の製造・開発において動物実験を行なっていません。また、原料は動物実験をしなくても安全性が確認されているものを使用しています。

動物実験を行っていません

We love animals! 生き物を犠牲にする動物実験に私たちは反対しています

トリクロサン

トリクロサンは広く抗菌剤として利用されています。トリクロサンは皮膚に浸透することや、一部の研究では環境ホルモン作用が指摘されています。

参考文献

Zorrilla L, Gibson EK, Jeffay SC, Crofton KM, Setzer Wr, Cooper RL, and Stoker TE, 2008, “The effects of Triclosan on Puberty and Thyroid Hormones in Male Wistar Rats,” Toxicological Sciences, 107(1) 56-64

Adolfsson-Erici M, Pettersson M, Parkkonen J, and Sturve J, 2002, “Triclosan, a commonly used bactericide found in human milk and in the aquatic environment in Sweden.” Chemosphere, 46(9-10):1485-9

マイクロビーズ

マイクロビーズは化粧品に幅広く使用されているプラスチック粒子です。昨今では欧米をはじめとする各国で規制傾向にあります。マイクロビーズ自体は自然に分解されることはないため、最終的には海洋まで流れ着きます。また、一部の研究ではマイクロビーズは毒性の化学物質を磁石のように吸収する性質があることから、これらの粒子は汚染され、魚や他の海洋動物にも影響を与えると考えられています。
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